意外に間違う
    敬語塾

陥りやすい敬語の間違い、その6!「その尊敬語は誰に対して使っているの?」

「社長は外出していらっしゃいます。」

→注意!!「身内」に対して尊敬語は使わない!

これは新入社員が外部からの電話応対の際よく間違えるパターンです。
確かに新入社員にとって社長は目上の人にあたります。
しかし!社外の人にとって取引先の社長は目上の人にはあたらないので尊敬語は使いません。

この場合は
○社長は外出しております。

と自分がへりくだって、相手(社外の人)を尊敬する表現(謙譲語)を使います。

同様に外部の人に社長の意向を伝える際
×社長がそうおっしゃっておりますので
○社長がそう申しておりますので
この場合も外部の人に対してですから「言う」の謙譲語である「申す」を使います。

こういったところを完璧にして、敬語をマスターしていきましょう。

陥りやすい敬語の間違い、その7!「敬語への変換1」

Q,次のうち、敬語の使い方が不適切なのはどれでしょう?

1、評判のロールケーキをいただかれましたか?
2、評判のロールケーキを召し上がりましたか?

答えは・・・・・1です!!

目上の人の「食べる」をあらわす尊敬語は「召し上がる」。
「いただく」は自分が目上の人に何かをもらって食べることを指して使う敬語(謙譲語)です。
目上の人が「食べる」ことを「いただく」といってはいけません。

他にも敬語に変換して使用する言葉はいくつかありますので、ご紹介していきます。

変換して使う敬語は間違いの多いものの一つ。
しっかりマスターしていきましょう!

陥りやすい敬語の間違い、その8!「「自分自身」の呼び方は?」

「自分は大学4年間体育会サッカー部で活動していました」

→注意!!自分のことを「自分」という言い方は一般的ではありません。

この自分のことを「自分」という言い方、関西出身の人に多いようで、
けっして間違いというわけではないのですが、ビジネス語としては不適格。
また「ぼく」や「おれ」、「うち」なども不適格です。

自分自身の呼び方は「わたし」ちょっと改まって「わたくし」「わたしども」「わたくしども」。

「ども」は謙譲の意味を表します。

また「ぼくら」「おれら」「うちら」も同様に「わたし(わたくし)たち」とするのが正解です。

自分のこともきちんと表現できる。

デキる社会人の第一歩ですね。

陥りやすい敬語の間違い、その9!「殿」と「様」、「御中」それぞれの使い方は?

大阪ビジネスサポート株式会社 人事部採用担当 殿

→注意!!「殿」は「様」より敬意の程度が下がります。

もともと「殿」は目上の人が目下の人に使う言葉とされていました。
以前は官庁などが民間人に対して「殿」を使っていましたが、
これは民間人を見下す使い方だとの批判から、最近では「様」を使うように変わってきています。

それに対して「様」は「さん」より敬意の高い表現として頻繁に使われます。
なお「殿」は文章中においてのみ使用し、ビジネス会話において使うことはありません。
「様」を使えば間違いのない会話をすることができます。

「御中」は法人をはじめとした団体名、部署名の宛先に使います。
ただし個人が特定できるときや、会社名、部署名の後に名前や○○担当が続いたときは最後に「様」だけを付けます。

×大阪ビジネスサポート株式会社 人事部採用担当 御中
○大阪ビジネスサポート株式会社 人事部採用担当 様
※大阪ビジネスサポート株式会社 人事部 御中 はOK

使いこなせば、書類も会話も怖くありませんね!

陥りやすい敬語の間違い、その10!「お父さん」「お母さん」はOK?

「これまで支えてくれたお父さん、お母さんに感謝します」

→注意!!「お父さん」「お母さん」は家族の中だけで使います。

まだ10代半ばのスポーツ選手がある国際大会に優勝して、インタビューを受けていました。
聞き手の質問にもしっかりとした受け答えで「10代らしからぬ強い意志を持った子だなあ」と
思って聞いていたのですが、最後に冒頭のフレーズが出て「ああやっぱりまだ子どもなんだ」と感じました。

10代の子なら年相応ということで済みますが、もし成人男女が面接で言ってしまったら「幼稚」と思われること間違いなし。

家族以外の人への家族の呼び方は「父」「母」「兄」「姉」「弟」「妹」「祖父」「祖母」。
これが大人社会のルールです。

なお「お父さん」とは「お」+「父」+「さん」で、丁寧語にあたります。

TPOに合わせた表現ができる!

これが大人の会話です!

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